刃物研ぎをご利用くださったお客様の声

妻の機嫌がよくなり食卓に会話が戻りました

結婚して30年余。
台所で料理している妻とは会話も減り、毎日の食卓もテレビのコロナニュースとウクライナ情勢の話題ばかり。

冷え切っていた我が家ですが、たまたま流れた包丁の通販のCMに妻が反応した様子を見て、私はのざわテットーひろばで包丁研ぎをやっている男性を思い出しました。

包丁を研いであげたら喜ぶかもしれない…

そんな軽い気持ちで、翌日のざわテットーひろばに行くと、その男性はいませんでした。

近隣にいた女性に聞くと、定期的に包丁研ぎに来ていて明日来るよと笑顔で教えてくれました。
どうやら主婦の方の間では有名人のようでした。

翌日、午前中に散歩ついでに行くと、昨日の主婦がいました。
あの人が戸叶さんだよと。

私はその時初めて包丁研ぎの男性が戸叶さんだと初めて知りました。

2、30分の間、戸叶さんは雑談を交えながらも、真剣なまなざしで包丁を研いでくれました。

家に持ち帰り、夕方17:00になると妻が台所に降りてきました。
妻が1時間かけて夕飯の支度をする時間です…

その後ろ姿を横目に、私はテレビを見ていると

ありがと

確かに妻が小さな声で喜んでくれたのを聞いたんです。

その日の晩は、珍しく白菜の浅漬けがおいしいという会話をしました。
たったのそれだけの会話でしたが、その浅漬けをおいしくさせ、食卓を暖かくほっこりさせてくれたのは、間違いなく戸叶さんの技術なんだと思います。

まだまだ寒い時期が続きますが、どうぞお体に気を付けてお仕事をされてください。
きっと次に包丁研ぎをお願いするのは1年後か2年後か…それとも一生お願いしないかもしれません。
なぜなら戸叶さんが研いだ包丁が良すぎるからです。

私は刃物にはくわしくありませんが、戸叶さんのお仕事を陰ながら見守らせて頂きます。


目黒区在中 相澤様(60代)

こちらの内容は、お手紙をそのまま載せて頂きました。相澤様 この度はわざわざ2日間連続で私のことを訪ねてきて下さりありがとうございます。奥様が喜ばれたというお手紙を頂戴し、私もうれしくなり涙があふれそうになりました。初めてのお手紙をこのような形で頂くとは思っておりませんでした。今後もこのお手紙を大切に、刃物研ぎの匠として精進して参ります。1年後2年後といわず、定期的に遊びにきてください。 戸叶 佳克